661Stが手掛けるワイナリー、その名称は?
661ヒルズ(仮称)
実は当初、「那須ロイヤルワイナリー」で進めていました。
ですが、お隣りが「ロイヤルホテル」で、那須町には「ロイヤル〇〇」が30軒近くもあるため、
「ロイヤルを使わない」名称を考えました。
日本のワイナリーは2012年からの第7次ワインブームで5割(100軒ほど)も急増しています。
名称では「〇〇ワイナリー」や、昔ながらの地名や漢字を含むものが9割を占めます。
また、ファーム、シャトー、葡萄園、農園などの組み合わせが殆どで、企画会議で挙がる単語は全て使われていることが判りました。
早々に決めなければなりませんが、当面は
那須ヴィンヤード「661ヒルズ」で進めています。
☑ヴィンヤード=葡萄園
☑ヒルズ=開墾農地は凸凹な丘陵地
☑661=ムロイ(室井社長)
数字を使った名称は初です!
(2019年9月現在)
661ワイナリーの基本方針
661ワイナリーは
「奇跡のブルーベリー」で再生した事業の集大成。
ブルーベリーは、
北アメリカ原産
661Stは
「アメリカンスタイル」
だから
ワインも アメリカン
他のワイナリーとは一線を画し
那須のテロワールに適した果実でワインを造る。
・・・
アメリカには、家族経営などの少人数でも、最新設備によって大量生産できるワイナリーが多くあります。
テーブルワインから長期熟成型の高級ワインまで、種類も豊富です。
アメリカなど、比較的新しいワイン生産国で作られたワインは
「新世界ワイン」と呼ばれます。
アメリカンワインは、格式高い
「旧世界ワイン」と比べてリーズナブルで気軽に楽しめるなど、若い世代にも客層を広げています。
また、果実味が豊かでしっかりした色合いや味わいがあり、アルコール度がやや強めなものが多いのが特徴です。
なにより、やっぱりスタイリッシュ!
新世界ワイン(New world wine)
コロンブスに代表される
大航海時代以降の生産国で作られたワイン。
アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、チリ、アルゼンチン、ニュージーランドなど。
19世紀以降では日本、中国、インド、南アフリカなど。
旧世界ワイン(Old world wine)
ワインの歴史が古い国または地域で作られたワイン。
フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、オーストリア、ハンガリー、ドイツなど。
・・・
光希2016
661ワインは「アメリカンワイン」に習い、
フルーティで個性的&スタイリッシュ!
いまやネット通販でも珍しくない「アメリカンワイン」。
ですが、栃木県では
「アメリカンワイン?聞いたことが無い!」
と言われます。
かく言う私も、「カリフォルニアワイン」は昔から扱っていますが、「ニューヨークワイン」は数年前まで知りませんでした。
実は、
アメリカ最古のワイナリーはニューヨークが発祥。
小規模な家族経営を続けてきた歴史があります。
西暦2000年代に入ると、IT技術を駆使する新規就農者が移住し、クールでトレンドに敏感なニューヨーカーによって磨かれたワイナリーが400軒を超えるまでに急増しています。
都心部には農園を持たない
「アーバンワイナリー(※)」も10軒以上に増えています。
※参照:661ナビ内記事「
ワイナリー視察日記 ~NYで大人気!ブルックリン・ワイナリー~」
ニューヨークワインは、2013年オバマ大統領就任式(2期目)で飲まれました。
大統領就任式でニューヨークワインが飲まれたのは初めてのことです。
就任式以前は殆どが「カリフォルニアワイン」だったことを思うと、IT効果のスピードが確信できます。
その頃から「American Wine Day(アメリカンワインデイ)/Wine U.S.A.主催」が、ザ・リッツ・カールトン大阪で開催され、ニューヨークワインも紹介されています。
661のワイナリーでは、経験と勘だけに頼らない「アメリカンワイン」の成功事例に習いたいと考えています。
American Wine day & チケット
おわりに
次回は、661ヒルズ(仮)の具体的な
商品ラインナップをご紹介する予定です!