貧乏自慢 ~トイレ事情編~
今回は、室井社長による「貧乏自慢」をご紹介します。
・・・おじさん、だれ?

【 nickname 】ジロリアン
【 formal name 】松谷(マツヤ)ジロー
【 job 】コンサル
【 関係 】社長とは、30年来の交流がある。
2017年 「661グループ総合計画支援」を引き受ける。
本ブログ
『661なび』の総監督、とでも思っていただければ。
貧乏エピソード <肥溜め>
田んぼのあぜ道でコケて、肥溜めに手を突っ込んだ。
肥溜めに大きな石を投げ込んだら、ドバッと飛沫を浴びた。
いきなり衝撃的なテーマですね。
肥溜めは定番でしょう。
「あ~その話ね、来たな(汚な)!」という感じです。
昭和30年代頃なら、
東京近郊でも肥溜めは
通学路にありました。
マンガの神様「手塚治虫」先生の著書や、
国民的キャラクター『ドラえもん』にも登場するのです。
現代のマンガにも「肥溜め」がありました。
よく読まれているようですね。
ですが、実際の肥溜めを知る私から言わせてもらうと、
漂ってくる臭いが違います。
・・・仰りたいことは、何となくわかります。
言い忘れてました。
冬になると、肥溜めの横に
堆肥(たいひ:わら・草・大小便など、廃物を積み重ね、腐らせて作った肥料)が山積みされるんです。
湯気に混ざって、悪臭が立ち込めていましたよ。
聞くだけでクサイよ~!
貧乏エピソード <ボットン便所>
大雨の日にボットン便所のフタを開けたら、そこまでウ〇コが来てた
これ、どういう状況か分かります?
今は、
ボットン便所(和式トイレ)を知らない人も多いでしょうね。
<図解>ボットン便所
ボットン便所とは、
「汲み取り式便所」の通称です。
水洗ではないので、便槽に落下した排泄物はあとで汲み取らなければなりません。
便槽に雨水などが溜まると、排泄物が落下した時に
飛沫が跳ね返ってくることも・・・
その飛沫を防ぐため、排泄直後に穴と臀部の隙間に便器のフタを差込むなど、涙ぐましい努力が必要でした。
ちなみに、差し込むのが早過ぎると、
ウ〇コがフタ上に乗っかって(!)しまいます。
湧いたウジ虫を焼いたら、便槽が火の海になった。
ハエにとって、便槽は
恰好の繁殖場。
一度に大量の卵を産み付け、ウジ虫も大発生します。
夏場は特にひどいのです。
普通は薬剤などで始末しますから、「焼く」という発想には驚きです。
他にも、学生時代にウジ虫を焼いた知人がいます。
幸い、排泄物が水分を多く含んでいたため、落し紙だけが一気に燃え広がっただけで済みました。
ヤケクソに成らずに済んで良かったですね、いろんな意味で。
うちきり!
つづく
次回は、
「モノが自由に手に入らなかった時代」という視点からの貧乏エピソードをお送りします。
便所ネタはありません。どうぞご安心ください。