那須を応援!メグ&ロッドの『661ナビ』

那須高原の661グループについてゆる~くナビするブログです。春夏秋冬、お買い物やグルメはもちろん、特別な日、癒しの場などなど・・・スタッフ裏話やマル秘エピソードもあるかも!?

よもやま話


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ジビエ料理は今から旬! ~伝統的な那須野の「巻狩(まきがり)」~

ジビエ料理の季節です!

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秋~冬が旬の、ジビエ(マタギ)料理。まさに今から!
(↑の写真は「 キジ 」)。

ジビエといえば「 シカ 」「 イノシシ 」などが有名です。

他にも、クマ、野ウサギ、山鳩、カモ、キジ、ハクビシン、カラス(!)など・・・。

いずれも「ジビエ料理」の食材として、鍋、ソテー、焼肉、ポワレ、ミンチにしてハンバーグなど、一度食べたら( 色んな意味で )忘れられない美食へと生まれ変わります。

そもそも「ジビエ(仏: gibier )」には、フランス語で「狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣」という意味があります。

「 狩猟によって 」という所に、他肉と区別する明確な意味合いがありそうです。

そして、その「狩猟」の伝統的な手法の一つに、「 巻狩(まきがり) 」があります。

「巻狩(まきがり)」とは・・・
共同狩猟形態の一つ。狩場を四方から取囲み、中の獲物を追込んで捕える狩り。武士階級の台頭した鎌倉時代から遊猟を兼ねた練武の方法として盛んになったもので、源頼朝の那須野、富士裾野における巻狩は有名。
(引用元:コトバンク

獲物を取り「巻」いて「狩」る、という猟師たちの動きを、そのまま名前にしたようです。

ジビエ料理の見た目って、どんな感じ?

「ジビエ料理」について、ツイッターで探してみると・・・ <参考>ラチュレ(LATURE):フランス料理店 2018年ミシュランガイド東京にて1つ星

<参考>キナリノ:ジビエの季節到来。初心者さん向けから今を時めく店まで*都内のジビエレストラン*5選

<参考>若草HUTTE(ヒュッテ):美郷ジビエ丼(980円)

SNSだけをざっと眺めても、この時期は日本の各地で「ジビエ料理」が熱い!ことが分かります。

もちろん、古来より巻狩で有名な「那須野」でもイベントがありました。


↑那須塩原市の公式ホームページです

さて、この人たちは・・・

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実は「巻狩」、私もやったことがあるんです。

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室井社長が巻狩を? へええ~!

那須御用邸につながる森での神聖な「巻狩」

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今から30年ほど前のお話です。

昭和最後の正月が明けた頃。

室井社長は、「巻狩」と呼ばれる伝統的な狩猟に誘われました。

那須御用邸につながる森で、ウサギを狩ろうというのです。

「本当にこんなところで、狩りができるの?」

と半信半疑で参加しました。

那須町のイベント「サンタエクスプレス」で共にサンタ役を務めた、向井さんも一緒でした。

巻狩を行う際の役割は、主に2つ。

勢子(せこ):吠えるような声を上げながら、獲物を山の上に追い出す

射手(いて):勢子に追われてきた獲物を、銃で仕留める(待子:まちこ、立間:たつま とも言われる)

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室井社長と向井さんは、勢子の役?
・・・まさか、射手!?

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いえ、「猟犬」の役・・・。

巻狩に絶好のシーズンは真冬。そして場所は雪山です。

雪深い山道を歩く際のマストアイテムは「かんじき」

原始的ながらその効果は絶大で、かんじき無しでは腰くらいまでズボッと雪にめり込んでしまうのだとか。

かんじきを持っていなかった室井社長と向井さんは「長靴」で、「ワォーン、ワンワン!」と犬の鳴き真似をしながら雪山を歩くことになりました。

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私たちは、勢子を追うだけで精一杯でした。

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・・・で、ウサギは?

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逃げられちゃって、収穫なし!

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え~!ショック~!

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くわぁ・・・

獲物ゼロでも、収穫いっぱい!

獲物ゼロではありましたが、巻狩を終えた後の交流会では盛りだくさんの手料理を振舞われた、室井社長と向井さん。

~手料理の一例~

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山菜のきんぴら
(画像はヤマザワ「春の山菜きんぴら」よりお借りしました)

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ふきのとうの天ぷら
(画像はコモディ イイダ「ふきのとうの天ぷら」よりお借りしました)

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イワナの塩焼き
(画像は釣りTiki東北「料理レシピ」よりお借りしました)

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カジカ酒
(画像は新潟の地酒 やまさ「カジカ酒(骨酒用)3点セット」よりお借りしました)

古来より受け継がれる伝統行事に参加できた!という喜びも相まって、2人は感無量だったそうです。

(当時の写真が無いのが、実に残念!)

「那須」「ジビエ料理」のキーワード検索だけでも、ジビエを扱うレストランだけでなく、ジビエ料理の食べ歩きブログなどもたくさん出てきます。

ご興味のある方はぜひ、どうぞ。

おしまいです

お読みくださり、ありがとうございました!

サンタが那須町にやってきた! ~向井オーナー&室井社長の珍道中~

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「アートショップ向井」
オーナーは向井勝實(かつみ)さん

前回の続きです)

はるばる鹿児島の「奄美大島」からやって来て、栃木の「那須」に住み着いた向井さん。

故郷の青森から母を呼び、ここ那須町で暮らし始めました。

ところが、当時の那須町では、よそ者との交流を避ける慣習があったといいます。

那須町は「ムラ社会」

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「県民性」とは、その地ならではの価値観や気質。

地域の気候や風土、または独特の文化によって育まれるようです。

ここ那須町(栃木県)の県民性は・・・
・男女ともに真面目。

ややマイペースで保守的なところがあり、新しいことにチャレンジするよりは安定した現状を維持したい。

人見知りをしやすい。

・仲良くなってじわじわと魅力が出てくるため、初対面と印象が異なる人が多い など
(参考:47の県民性

土地柄は・・・
ムラ社会。

⇒ムラ社会とは?
村社会(むらしゃかい)とは、集落に基づいて形成され、有力者を頂点とした序列構造を持ち、昔からの秩序を保った排他的な社会を指す。
(出典:Wikipedia

向井さんは考えます。

ただの旅行ではなく、「住む」となれば、家族共々「ご近所づきあい」があった方がいい。

さて、どうしたものか・・・

那須町の人と仲良くなりたい!

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向井さんは、室井社長に相談しました。

那須町の人々に受け入れてもらうには、どうしたらいい?

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室井社長
そうですねえ・・・
まずは、「子ども」でしょう。

まず、子どもから。

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信頼関係を築き上げるのに、大人同士だと10年掛かるでしょう。

ですが、子ども達から喜ばれる人になれば、親の「心の敷居」も下がるかもしれません。

折りしも、時はクリスマス。

2人は「Xmasのサンタ作戦」を思いつきました。

出会った当初、酒屋「室井商店」の店主だった室井社長は、その頃、「ムロイカンパニー」を設立していました。

そうです。

「那須リゾートショッピングパーク661st」

が、誕生していたのです。

いよいよ、作戦準備に入ります。

ステージ衣装として、衣料品メーカーからサンタコスチューム2着を購入し、

クリスマスプレゼントとして、袋詰めギフト100個を用意しました。

サンタクロースに扮した2人のおじさんは、クリスマスプレゼントを背負って、界隈の保育所や幼稚園を訪問します。

当時の農村部では、まだ「クリスマス」を知らない子どもたちも居ました。

子どもたちに屈託のない笑顔で飛び付かれ、見送られ・・・

その歓待ぶりは、彼らを「驚かせ楽しませる」つもりだったサンタの方が、逆に感動させられるほど。

作戦は、大成功でした。

「サンタエクスプレス」発進!

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3年目から、2人は「サンタエクスプレス」と銘打って登場しました。

プレゼントはもちろん、661ストリートで用意します。
(中には、結構なお値打ち品もあったとか・・・)

イブの夜、子ども達に見つからないよう、サンタのおじさんたちはせっせとプレゼントを宅配しました。

行く先で出会った子どもたちに、

「Merry Xmas!」

と、カンタンな英語で話しかければ

「本物のサンタだ!」

と歓声を上げ、親子で喜んでくれました。

「サンタエクスプレス」は、すっかり馴染みになりました。

那須町の風物詩に?

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「サンタエクスプレス」の存在は徐々に広まり、隣町の白河や大田原でも噂されるようになりました。

子どもたちから、

「サンタさんが、スニーカー履いてた!」

「ソリじゃなく、661と書いてある車で来てる!」

などの目撃情報が入れば、白い長靴パジェロ(!)まで購入したこともありました。

その後、「少子化」と「サンタの高齢化」を理由に「サンタエクスプレス」は一旦クローズしました。

2人は「サンタのおじさん」としての役目を終えましたが、

「よそ者」だった向井さんが御近所との交流に成功したことは、言うまでもありません。

あの頃の子ども達も、今や30代。

もう、那須には住んでいないかもしれませんね。

「サンタエクスプレス」は今・・・


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まだやってるの!?

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復活する年もあるんだね~!

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そろそろもう、サンタの「おじさん」じゃなくて「おじいさん」ですかねぇ。

おしまいです

お読みくださり、ありがとうございました!

661stが始まる前のお話 ~向井オーナーとの出会い~

さすらいびと(流離人)との出会い

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「アートショップ向井」
(ここで言う「流離人」とは、向井オーナーのこと)

今から30年以上も前の話です。

それは1985年(平成元年)頃、バブル景気の直前。

大きな出来事もありました。

「スーパーマリオブラザーズ」発売

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(画像引用元:ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」公開

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(画像引用元:壁紙キングダム

初代Windows発売など・・・

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(画像引用元:NAVERまとめ

「向井 勝實(かつみ)」という人

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室井 秀貴
(むろい ひでき/661グループ社長)

初めて「向井さん」を見たのは、私が30代の頃。

当時の私は、先代から継いだ酒屋の店主をしていた。

その酒屋は、JR東日本「黒磯駅」から遠く離れた道路沿いにあった。

お店では、輸入ビールや地酒などをマイカーでまとめ買いしていくお客さんがほとんど。

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そんな中、「向井さん」は、一升瓶の酒を1本だけ買って帰る。

延々と続く坂道の那須街道を自転車でやってくるし、いつも同じTシャツとGパン。

働き盛りだろうに、昼間から酒を買いに来る。

あと、焼酎にすごく詳しい。

酒類を勉強中の身としては、親近感を覚えるようになった。

「いったい何者なんだろう?」

とにかく、印象深かった。

ある時、「今日の夕方、届けて欲しい」との注文があり、私は興味津々で配達した。

「遠慮なく上がって」

向井さんは、でっかい鍋料理の支度中だった。

私が戸惑っていたら、鍋のフタが開かれた。

・・・何か、変だ。

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鍋を覗くと、具は、でっかい大根1本だけ。

肉も魚も、ネギすら無かった。

その後、2人で一升瓶を空けたことは覚えているのだが、鍋の味は全く思い出せない・・・

(室井社長 談)

室井社長と向井さんの出会いは、こんな風でした。

きっかけは「途中下車」

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(駅名標作成:Sigene 駅名標ジェネレーター

向井さんがJR東日本の「黒磯駅」で降りたのは、奄美大島から故郷の青森に戻る途中のこと。

貸し別荘の管理人として雇ってもらい、今は那須に自宅があります。

東京出身の奥さんがいて、娘さんが2人?

ふだんは絵を描いていて、料理がうまい。特にキノコとか、ジビエとか・・・地産品の。

酒は飲んでも、呑まれない。

話しやすくて、楽しい。

個性の塊みたいな人。

・・・で、向井オーナーは今どこに?

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「人知れず、コソコソ生きるのが性に合っているので・・・」
(向井さん 談)

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えっ、お留守?

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う~ん・・・
今は確かドイツか、カナダへ・・・

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遠っ!

もう少しだけ続くよ!

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お酒や郷土料理などを通じ、室井社長と向井さんの親交は深まっていきました。

次回は、向井さんと室井社長がサンタに扮し、那須町の人々と交流していくエピソードをご紹介します。

ぜひご覧ください。