ワイナリー視察の宿泊は「ペンシルバニアホテル」
今回の滞在拠点である
ペンシルバニアホテル(Hotel Pennsylvania Nyc)。
「ビジネスマンには最適」とか、「築百年の風情がある」とか、「寝るだけ」など、様々な口コミがありますが・・・
今回は、私(661グループ現社長:室井)の実体験をご紹介します。
ペンシルバニアホテルは、ニューヨーク州にあるマンハッタンのド真中に立つ大型ホテル(全1700室)。
ホテルの格付けは2つ星★★。
築年数は古く、施設やサービスは最低限のもの。
価格重視の人向けです。
そして、メジャーな旅行会社による口コミサイトの評価は
★3以下(!)が目立つというなかなかの冷評ぶり。
・・・とはいえ実際のところ、部屋の広さ、風呂や空調、接客サービス全てに
「当たり外れ」があるようなんです。
ふと目が覚めたら、部屋に●●●が・・・!
私の場合、通された部屋は古くて狭い印象でした。
しかし、これが
予想外にラッキーな出来事の始まりだったのです。
チェックイン後、空腹を満たすべく、近場の
「コリアタウン(Korean Town)」に向いました。
オーダーしたチゲ鍋をビールと共に食べ終え・・・
部屋に戻ると、
バタンキュー。
還暦過ぎた私に、20時間のフライトはキツかった・・・
・・・
・・・・
3時間ほど経った頃でしょうか。
カシャカシャ・・・
・・・何だか、音が聞こえる。
目が覚めて体を起こすと、床にお菓子が落ちている。
さらに目を凝らすと、テニスボールくらいの
小さなネズミ(!)が走り回っていたのです。
日本のホテルでは、あり得ないですよね?
とてもじゃないが、安眠できない・・・!
証拠写真をスマホで撮影し、フロントに持ち込みました。
ホテルマンからの謝罪は無し。
その上、無口で無愛想。
そして、手慣れた様子で「上層階の鍵」を渡されました。
・・・いや、正直、渡されたと言うより
「放り投げられた」感じ。
感情を抑えて尋ねます。
「・・・クマネズミ、ですかね?」
愛想笑いと共に、こんな返事がありました。
「You are in luck.
(あなた、運がいいわ。)
It‘s usually one feet.」
(普通は30センチだから。)
巨大ネズミ
30センチ以上の巨大ネズミ(スーパーラット):
スーパーラットの大半は、クマネズミが進化したものといわれています。
クマネズミは都会に順応し、ドブネズミ、小型のハツカネズミと並んで、人家やその周辺に棲息するネズミ類の一種。
気を取り直して、新たに用意された部屋へ移ります。
今度の部屋は広くて明るく、きちんとリフォームされている雰囲気。
寝るだけの部屋とは言え、
5連泊もする滞在拠点。
禍を転じて福と為す(?)、ネズミ様々。
フロントはお粗末でしたが、非常にラッキーなルームチェンジでした。
アクセス便利!ペンシルバニアホテル
ペンシルバニアホテル周辺の交通はとても便利です。
市外の空港や鉄道など出張には最適ですし、徒歩圏内にマンハッタン(Manhattan)の観光スポットが目白押し。
超有名なタイムズスクエア(Times Square)まで、徒歩5分ほどです。
本屋
バーンズ・アンド・ノーブル(Barnes & Noble)では、自分用にワイナリーや造園デザインの本を
100冊(約50kg相当!)買いました。
Barnes & NobleFifth Ave - New York, NY
ちなみにこちらのお店、
映画「You’ve Got Mail(『ユー・ガット・メール』主演:トム・ハンクス&メグ・ライアン)」のモデルにもなったアメリカ最大の本屋チェーンです。
バーンズ・アンド・ノーブル(B&N)店舗は700店以上あり、その多くにカフェコーナー(starbacks coffee)とベストセラーのセールコーナーが設置されています。
また、書籍だけではなく、雑貨や土産物、玩具やゲーム(キッズスペース有)なども販売されています。
B&Nの児童書コーナー
日本でこういったスタイルの本屋と言えば、
ジュンク堂や
蔦屋書店の大型店が思い浮かびますね。
おわりに
さて。
爆買いの結果、
手荷物が6個(!)と大幅重量アップ。
爆買いの一部
最終日には、タクシーを待たせて
部屋 ⇔ ロビーを3往復も(!)する羽目になり、チェックアウトから出発まで
約1時間のタイムロス・・・。
とは言え、長~い行列ができると聞いていたチェックアウトですが、今回は無し。
最後もラッキーでした!
(
アメリカ視察シリーズは次回が最終回です。お楽しみに!)