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2018年12月


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貧乏自慢(生活スタイル編) ~還暦爺の言いたい放題~

貧乏エピソード

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今回は、室井社長の「貧乏エピソード第2段」をご紹介します。

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ジジババあるある、はじまりで~す。

ライフライン ~電力編~

毎日のように停電したから、ロウソクは必需品。

明かりは囲炉裏とランタン。電気とは無縁だった。

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jirolian
今の日本ではあり得ない光景ですね・・・

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昭和20年代の電力事情は「どん底状態」でした。

jirolian
昭和25~6年頃、電力は復興したと聞いています。

nofu-normal
確かに都心部では、街路燈が街を一晩中照らしていました。

首都圏の復興は早かったんです。

しかし、地方では惨憺たるもの。

大阪の一般家庭では連日停電、東北6県も深刻な電力不足でした。

jirolian
地域で隔たりがあったんですね。

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1日10回以上の停電は当たり前。

明かりが必要な夕方~夜中まで、15分おきに点いたり消えたり・・・

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それじゃ家の用事もできないよ!

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そうなんです。地方民は、電気の無い暮らしも同然でした。

ライフライン ~水道編~

毎日のように断水して、復旧の度に泥水を流される。親は「水道代を返して欲しい」とボヤいてた。

井戸を使っていたから、断水とは無縁だった。

jirolian
今でも地震や台風など大規模災害に遭うと、しばしば断水します。

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当時は、台風=断水でした。

飲み水はバケツやヤカンに貯め、風呂に貯めた水で洗濯や洗い物してましたよ。

生活スタイル ~電化製品編~

東京オリンピック直前、家に白黒テレビが来た

近所の金持ち宅に集まり、カラーテレビで見た

jirolian
初めての東京オリンピックは、1964年でしたねぇ。

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50年以上前の出来事ですが、今でも鮮明に覚えています。

10月10日(土)、東京の国立競技場(現:新国立競技場建設中)で開会式が始まりました。

曇天だった天気予報から一転、快晴。

NHKの実況も「世界中の青空を全部持ってきたような、素晴らしい秋日和です!」と盛り上げました。

最後尾で日本選手団がドッドッドッと入場行進した直後に、聖火ランナーが182段の階段を一気に駆け上る。

迫力の光景に、テレビを観ていた大人も子供も大歓声を上げました。

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2020年、二度目の開催が決まった東京五輪・パラリンピック。最初の東京五輪を知る人にとっては、感慨もまた一塩といったところでしょうか。

他には・・・

ローラー式脱水機だったので、洗濯物からツララが下がった

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画像引用元:GB(ジービー)

洗濯板とタライだったから、洗濯物は凍ってた

木製冷蔵庫では、大きな氷塊で冷やしていた

井戸があったから、冷蔵庫は要らなかった

電話局の「交換手」に番号を伝え、相手先に着信するまで心配してた

そもそも電話はお隣さんに借りに行っていた

jirolian
白黒テレビの次は洗濯機、冷蔵庫、電話ですか・・・

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今の時代、洗濯機は脱水、乾燥機能がついて当たり前。冷凍庫がない冷蔵庫など、探す方が難しい。

電話するなら、「通話機能」を備えた端末さえあればカンタンにできる。

「電話交換手」は勿論、今では「電話機」という家電そのものがあまり使われない。

あらゆる家電に便利な(?)機能が満載だけど、業者もすぐに直せる代物では無くなってしまった。

「故障したら、叩けば直る」ような、レトロでアナログな話が面白いんです。

jirolian
なるほど。

室井社長の仰る「貧乏自慢」というのは、

「こんなに生活が不便でも、我慢できたんだぞ!(どうだ、真似できないだろう)」

・・・といった所でしょうか?

nofu-normal
まあ、そんな感じでしょうね。

還暦を過ぎた爺さんたちが、「モノが自由に手に入らなかった貧しい時代」を笑い話にして楽しんでいるわけです。

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わたしもバアちゃんになったら、こんな話するのかな~。

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今から50年後って・・・2068年!?

一体、どんな時代になってるんでしょうね。

おしまいです

お読みくださり、ありがとうございました!

皆さまどうぞ、よいお年をお迎えください。

貧乏自慢(トイレ事情編) ~還暦爺の言いたい放題~

貧乏自慢 ~トイレ事情編~

jirolian
今回は、室井社長による「貧乏自慢」をご紹介します。

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・・・おじさん、だれ?

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【 nickname 】ジロリアン
【 formal name 】松谷(マツヤ)ジロー

【 job 】コンサル
【 関係 】社長とは、30年来の交流がある。
2017年 「661グループ総合計画支援」を引き受ける。

本ブログ『661なび』の総監督、とでも思っていただければ。

貧乏エピソード <肥溜め>

田んぼのあぜ道でコケて、肥溜めに手を突っ込んだ。

肥溜めに大きな石を投げ込んだら、ドバッと飛沫を浴びた。

jirolian
いきなり衝撃的なテーマですね。

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肥溜めは定番でしょう。

「あ~その話ね、来たな(汚な)!」という感じです。

昭和30年代頃なら、東京近郊でも肥溜めは通学路にありました。

マンガの神様「手塚治虫」先生の著書や、国民的キャラクター『ドラえもん』にも登場するのです。

jirolian
現代のマンガにも「肥溜め」がありました。

nofu-normal
よく読まれているようですね。

ですが、実際の肥溜めを知る私から言わせてもらうと、漂ってくる臭いが違います。

jirolian
・・・仰りたいことは、何となくわかります。

nofu-normal
言い忘れてました。

冬になると、肥溜めの横に堆肥(たいひ:わら・草・大小便など、廃物を積み重ね、腐らせて作った肥料)が山積みされるんです。

湯気に混ざって、悪臭が立ち込めていましたよ。

meg-sad rod-sad
聞くだけでクサイよ~!

貧乏エピソード <ボットン便所>

大雨の日にボットン便所のフタを開けたら、そこまでウ〇コが来てた

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これ、どういう状況か分かります?

今は、ボットン便所(和式トイレ)を知らない人も多いでしょうね。

<図解>ボットン便所
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nofu-normal
ボットン便所とは、「汲み取り式便所」の通称です。

水洗ではないので、便槽に落下した排泄物はあとで汲み取らなければなりません。

便槽に雨水などが溜まると、排泄物が落下した時に飛沫が跳ね返ってくることも・・・

その飛沫を防ぐため、排泄直後に穴と臀部の隙間に便器のフタを差込むなど、涙ぐましい努力が必要でした。

ちなみに、差し込むのが早過ぎると、ウ〇コがフタ上に乗っかって(!)しまいます。

湧いたウジ虫を焼いたら、便槽が火の海になった。

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ハエにとって、便槽は恰好の繁殖場

一度に大量の卵を産み付け、ウジ虫も大発生します。夏場は特にひどいのです。

jirolian
普通は薬剤などで始末しますから、「焼く」という発想には驚きです。

nofu-normal
他にも、学生時代にウジ虫を焼いた知人がいます。

幸い、排泄物が水分を多く含んでいたため、落し紙だけが一気に燃え広がっただけで済みました。

jirolian
ヤケクソに成らずに済んで良かったですね、いろんな意味で。

meg-mmm rod-mmm
うちきり!

つづく

次回は、「モノが自由に手に入らなかった時代」という視点からの貧乏エピソードをお送りします。

便所ネタはありません。どうぞご安心ください。