661ワイナリーの全景(仮)
■661ワイナリーのエリアマップ(予定) ●エリアガイド
【商業エリア】
ファミリーロードからピザハウス、雑貨店、BBQガーデン、醸造所と並び、北側にツリーハウスやログハウスを設営します。
【アウトドアエリア】
BBQデッキや宿泊施設を設営し、ワインセラーにはマーケットやイートインなどを設けて屋外型のショッピングモールにします。 【アウトドアエリアの施設】(丘の北端から南端まで)
1.ワイナリーツアーの受け皿になる100人収容のBBQデッキ
2.テント設営デッキ付きのキャンピング区画
3.吊り下げ式テント区画
4.ハンモック区画
5.ワインセラー(ワイナリーの本館)
6.ログキャビン区画(本館から少し離れた南側)
ファミリーロードからピザハウス、雑貨店、BBQガーデン、醸造所と並び、北側にツリーハウスやログハウスを設営します。
【アウトドアエリア】
BBQデッキや宿泊施設を設営し、ワインセラーにはマーケットやイートインなどを設けて屋外型のショッピングモールにします。 【アウトドアエリアの施設】(丘の北端から南端まで)
1.ワイナリーツアーの受け皿になる100人収容のBBQデッキ
2.テント設営デッキ付きのキャンピング区画
3.吊り下げ式テント区画
4.ハンモック区画
5.ワインセラー(ワイナリーの本館)
6.ログキャビン区画(本館から少し離れた南側)
ワインセラー完備が決定!
■ワインセラー ──── ワインセラーをどこに設置しようか、悩まれたとか。 「ワインセラー」は、661ヒルズの核であり、那須高原という地域のランドマークになるものです。 12月号では「丘の家」として紹介した施設をワインセラーに変更して完備します。 ブドウの栽培は3年目で収穫量は少ないため、まだ保管場所は小さくて良いのですが、パートナーの蔵元から「ワインセラーは広過ぎるくらいでちょうど良い。近隣農家の醸造支援もするなら、なおさら!」と聞き、今回の変更を決めました。 ──── 「丘の家」の宿泊施設やシャワーなどが無くなるのですか? そうなります。ですが、「丘の家」以外の宿泊やアートはそのまま残し、丘全体をアウトドアエリアとして、醸造所や宿泊施設のある商業エリアと一体化させます。
■ログキャビン区画
■ハンモック区画 商業エリアと「丘の家」がつながって、661Springs全てがワイナリーになります。 ──── キャンピングデッキというのは、オートキャンプにあるウッドデッキですね。
■100人収容のBBQデッキ
■BBQを楽しむ
■テント設営デッキ キャンプデッキはゆったりした6~8畳サイズを予定してます。 ──── 吊り下げ式テントって、どんなテントですか?
■吊り下げ式テント 吊り下げ式テントはカクーンやミノムシ気分のテントなど、海外品が多いですね。 ──── 建物本館の完成イメージを教えてください。 アメリカンバンガローでしょうね。
画像をGoogle検索すると分かりますが、単に英単語で「bungalow」だと東南アジアやカリフォルニア地域の大小混合の別荘が出てきます。 でも、「bungalow American」のように「アメリカン」を追加して検索すると、ゆとりある別荘や邸宅が出てきます。 他にも・・・
●インドのバンガロー
──── 一口に「バンガロー」と言っても、国や文化によって様々な様式があるんですね。 そうなんです。 ──── で、日本のバンガローは・・・ はい。
日本語で「バンガロー」とGoogle検索してみましょう(笑)。
●日本のバンガロー(一例)
■キャンプ場などで見られる木造の簡易な宿泊小屋
■トンガリ屋根の山荘 ──── アメリカンバンガローと比べると・・・ 一言でいうと、「ショボい」ですか?(笑) そもそもバンガローとは、大英帝国がインド領の管理者用に作った建物ですからね。 「バンガロー」という言葉の意味は「ベンガル地方風の家」で、木造平屋造り+ベランダ付き+傾斜の緩い大屋根で構成するシンプルな建築様式です。 この建築様式は、イギリスだけでなく大英帝国の影響下にある国々にも広がりました。
●北米のバンガロー
北米では、アーツ・アンド・クラフツ運動(Arts and Crafts Movement)(※)に触発された建築家たちが、自然素材で手作り志向の家を競い合うように創作したので、素敵な家がリーズナブルな価格で購入できるようになり、庶民でも所有できる夢の家になったんです。 (※)アーツ・アンド・クラフツ運動(Arts and Crafts Movement)・・・
イギリスの思想家・デザイナーであるウィリアム・モリスが産業革命で量産品があふれた状況を批判し、手作りに帰り、芸術を生活に取り入れることを提案した美術工芸運動。
日本では柳宗悦も共感を寄せ、世界的にも評価されている。
日本では、グラバー邸や外国人居留地の邸宅が「バンガロー」と呼ばれました。
ベランダを介して自然とつながる開放的な造りは日本人の気風に合うため、奨励された時代もありましたが、時を経て今のような「小屋」に落ち着いたようです。
──── 「アメリカンバンガロー」ってお洒落ですね!
アメリカは移民が多い国ですし、東西での時差は4時間。多種多様なスタイルがありますよ。
「American Bungalow Magazine(アメリカンバンガローマガジン)」という雑誌(和訳付き)があり、カリフォルニア式、シカゴ式、スペイン領時代のスパニッシュリバイバル、ハイブリッド・ネオクラシックなどのArts&Craftsが編集されています。
日本では柳宗悦も共感を寄せ、世界的にも評価されている。
●カリフォルニア式(定番)
●シカゴ式 レンガとドーマー(屋根の窓)
●サンノゼ スパニッシュリバイバル
●ポートランド ハイブリッドなネオクラシック
各州の資源や歴史を反映した「建築様式とインテリア」がライフスタイルを醸し出し、アメリカの古き良き時代が伝わってきます。 日本で言う「古民家」的な存在でしょうね。 参考サイト:
American Bungalow Magazine(アメリカンバンガローマガジン)
AMERICAN BUNGALOW
・公式HP:
https://www.americanbungalow.com/
・WEBマガジン:
http://online.fliphtml5.com/dwyn/recf/
(バンガロー画像が多数ご覧いただけます)
──── ワイナリーの本館には、どんな素材が使われるんですか?
・公式HP:
https://www.americanbungalow.com/
・WEBマガジン:
http://online.fliphtml5.com/dwyn/recf/
(バンガロー画像が多数ご覧いただけます)
●杉丸太(ログキャビン)
これまでに、間伐材や被災した大谷石などを再生利用してきました。
●大谷石(石畳 基礎壁)
●芦野石(石畳 基礎壁)
本館では、間伐材をログ素材に、大谷石を基礎壁などに使い、開墾で掘り出した岩石や地域資源の芦野石も建物に多用します。 農園の要所には自然エネルギーとして「吸水風車」を造ります。
■吸水風車 近年、再生可能エネルギーとして設置が増えている「メガソーラー」は、自然景観にそぐわないと私は考えています。
●内装には手作り品を・・・
■煤竹(囲炉裏の天井)
■パーティション 古民家解体で発生した囲炉裏の煤竹(ススタケ)や欄間(ランマ)、葡萄の彫刻、昭和の型板ガラスなど、手作り品を内装に使います。 アメリカンバンガローのArts&Craftsを参考にしながら、那須高原に「661スタイルのバンガロー」を誕生させたいと思います。 ──── ありがとうございました。来年の春が楽しみですね!
おわりに
ワイナリーは来春開業予定です。どうぞお楽しみに!